二次試験に「その他の酒類」は出るのか ── 要項に書かれていること、書かれていないこと
二次試験に「その他の酒類」は出るのか
先に結論を書きます。
- 協会は出題範囲を公表していません。 「何が出るか」は要項からは分かりません
- ただし募集要項の二次試験の欄に、**「アルコールや蕎麦アレルギーの方は受験をお控えください」**とあります
- ワインだけなら、蕎麦に触れる理由がありません
- ここから先は私の読みです。協会が「その他の酒類を出す」と書いているわけではありません
要項に書かれていること
二次試験について、募集要項に書かれているのはこれだけです。
▼試験内容 テイスティング試験 ※2026年度日本ソムリエ協会教本記載事項より出題
※テイスティングでは「国際規格テイスティンググラス」を使用いたします。グラスの素材については Luigi Bormioli(ルイジボルミオリ)で Sparkx(スパークス)と名づけられた生地で、鉛や重金属を含まないソーダライムガラスです。
※アルコールや蕎麦アレルギーの方は受験をお控えください。
出題範囲は「教本記載事項より出題」としか書かれていません。 何本出るのか、ワイン以外が出るのかは、どこにも書かれていません。
蕎麦の記述をどう読むか
私が引っかかったのはここです。
アレルギーの注意として挙がっているのが、アルコールと蕎麦の2つだけ。 ワインのテイスティング試験で、なぜ蕎麦が出てくるのか。
思い当たるのは蕎麦焼酎です。原料に蕎麦を使う焼酎があり、 これを口に含めば蕎麦アレルギーの人には危険が及びます。
つまりワイン以外の酒類が出題される可能性を、協会が想定していると読めます。
ただしこれは推測です。 他の理由があるかもしれません。 会場で提供される何かかもしれませんし、念のための一般的な注意かもしれません。 協会は理由を説明していません。
書かれていないことを、書かれているように扱わない
この記事でやりたかったのは、ここの線引きです。
| 事実 | 要項の二次試験の欄に「アルコールや蕎麦アレルギーの方は受験をお控えください」と書かれている |
| 私の読み | ワインだけなら蕎麦に触れる理由がないので、その他の酒類が出る可能性がある |
| 不明 | 実際に何が出るのか。協会は出題範囲を公表していない |
ネット上には「その他の酒類は何が出る」という情報が流れていますが、 出所が公式かどうかを必ず確かめてください。 私も確かめられていません。
対策としてどう考えるか
私は、出題範囲が分からないことを前提に置くことにしました。
範囲が公表されていない以上、「出るかもしれないもの」を全部潰すのは不可能です。 そして二次試験までに何本飲めるのかで数えたとおり、 半年で飲める本数は50本程度しかありません。
主要品種が20種以上ある中で、その他の酒類にまで手を広げると、 どれも中途半端になります。
なので私は、まずワインの主要品種を確実にすることから始めます。 その他の酒類は、そこが固まってから考えます。
これは私がそうすると決めたというだけの話で、おすすめではありません。 受験するのは来年で、まだ1度も受けていません。
確認してください
この記事は2026年度の募集要項に基づいています。 年度で変わります。
試験の構成そのものについては ソムリエとワインエキスパート、二次試験は何が違うのか、 当日の持ち物や注意は 二次試験の当日 ── 持ち物と、意外と知られていない禁止事項 にまとめました。
制度の全体像は 一次試験免除 ── 二次で落ちた翌年、何回まで受けられるか から。
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