ソムリエとワインエキスパート、二次試験は何が違うのか
ソムリエとワインエキスパート、二次試験は何が違うのか
一番大きな違いから書きます。
- ワインエキスパートの二次試験は、テイスティングだけです(50分)
- ソムリエの二次試験は、テイスティング40分に論述20分が加わります
- さらにソムリエには**三次試験(サービス実技)**があります
受験料は同じですが、やることが違います。2026年度の受験要項で確認した内容です(2026年9月13日時点。年度で変わるので公式で確認してください)。
一覧
| ソムリエ | ワインエキスパート | |
|---|---|---|
| 受験資格 | 職務が本職で、全収入の60%以上 | 20歳以上なら誰でも |
| 実務経験 | 一般は通算3年以上 | 不要 |
| 一次 | CBT 120問・70分 | CBT 120問・70分(同じ) |
| 二次 | テイスティング40分 + 論述20分 | テイスティング50分のみ |
| 三次 | サービス実技(開栓・デカンタージュ) | なし |
一次試験は同じ形式です。分かれるのは二次からです。
ソムリエの受験資格は、かなり限定されます
要項にはこう書かれています。
ソムリエの職務が本職であり、全収入の60%以上をソムリエ職務から得ていること
そのうえで実務経験が必要です。協会会員なら会員歴2年以上(または実働月90時間以上で通算2年以上)、一般なら通算3年以上。
ワインエキスパートはこうです。
基準日において満20歳以上の方であれば、資格や職務経歴は不問でどなたでも受験可能
飲食や酒販の仕事をしていない人が受けられるのは、ワインエキスパートの方だけ、ということになります。
免除の仕組みも違います
ワインエキスパートは一次免除だけです。
5年以内に一次試験を通過された方は、通過の翌5年間のうち3回まで同一呼称を一次試験免除
ソムリエは二次免除もあります。
5年以内に一次または二次試験を通過した方は、通過の翌5年間のうち3回まで同一呼称を一次または二次試験免除で受験
ソムリエは三次まであるので、二次(テイスティングと論述)を通って三次(サービス実技)で落ちた場合、三次から受け直せます。その場合の受験料は会員3,650円、一般7,100円です。
ワインエキスパートは三次がないので、この免除はありません。
受験料は同じです
| 受け方 | 会員 | 一般 |
|---|---|---|
| 一次から(1回) | 23,700円 | 32,900円 |
| 一次から(2回) | 28,600円 | 37,800円 |
| 二次から(一次免除) | 7,300円 | 14,210円 |
| 三次から(ソムリエのみ) | 3,650円 | 7,100円 |
ソムリエとワインエキスパートで、一次・二次の金額は同額でした。
すでに合格している人が、もう一方を受ける場合
要項にこう書かれています。
過去5年間にソムリエ、ワインエキスパートに合格された方は、別呼称を受験される場合、一次試験が免除
ワインエキスパートに合格した人がソムリエを受けるなら一次は免除、ということです。ただしソムリエには職業要件があるので、誰でも移れるわけではありません。
調べて分からなかったこと
二次試験で出題されるワインが何本なのか、要項には書かれていませんでした。 例年の実績はどこかに出ているのかもしれませんが、公式の記載は見つけられませんでした。
ソムリエの論述試験がどんな出題形式なのかも、要項からは分かりませんでした。
この記事を書いている人
ワインの資格は持っていません。2027年度のワインエキスパートを受けるつもりで勉強しているところです。
自分が受けるのはワインエキスパートですが、ソムリエとどう違うのか調べたことがなかったので、要項を読んで整理しました。間違っていたら指摘してください。直します。
飲んだ記録がそのまま二次試験のテイスティング練習になるアプリを作っていて、2027年3月の公開を目指しています。テイスティングだけで、ソムリエの論述と実技には対応しません。 勉強の途中経過は X(@tasting_note_jp) に書いています。
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